非破壊検査サービス
非破壊検査サービス
非破壊試験は検査対象物を傷つけたり、分離したり、破壊したりせずに傷の有無とその状態、あるいは対象物の性状、内部構造等を知るために行います。プラント、構造物等の品質管理、信頼性向上のためには不可欠なものです。
サービス内容
- 放射線透過試験
- 超音波探傷試験
- 磁粉探傷試験
- 浸透探傷試験
- 渦流探傷試験
- 一般検査
放射線透過試験(デジタルX線撮影サービス)
デジタルX線撮影システムにより、被写体にX線を透過させ、イメージングプレートに濃度差の像を描く検査手法です。画像を直接観察できるため、信頼性が高く、最も一般的な非破壊検査方法です。鋼構造物の圧力容器、橋梁、船舶、部品、さらにはコンクリート、セラミックス、FRPなど幅広い対象物に使用できます。車載型のため、現場に出向いての検査・判定も可能です。 また、現地撮影に適した小型軽量のポータブルパルスX線装置による撮影にも取り組んでいます。
450Kvp可般式にて橋梁ブロックを撮影
FCRシステム搭載車
超音波探傷試験
超音波が物体中を伝わるとき、障害物があると超音波は反射します。この性質を利用して試験体内部の欠陥を検出します。鋼構造の圧力容器、橋梁、船舶の溶接部検査、各種プラントの供用中検査、コンクリート部材、アンカーボルト長さ計測など幅広く使われています。また、試験記録を自動的に残すことができる自動超音波探傷試験(AUT)を適用しています。
橋梁の自動超音波探傷試験
造船ブロックの自動超音波探傷試験
AUT(TOFD画像)
アンカーボルト長さ検査