電子線利用サービス

理化学・生化学試験

滅菌・殺菌の検証に必要な各種試験をサポートします。

溶出物試験

医療機器、容器、包装材料などの溶出物試験を行います。
規格は日局プラスチック製容器基準、点眼用プラスチック容器試験、食品衛生法容器基準、各医療機器基準に対応しています。

エンドトキシン試験

エンドトキシンはグラム陰性菌外膜の構成部分で発熱性物質の一つです。菌が死滅しても活性が残り、滅菌処理後の残留量が問題視されています。
当社では日局収載のゲル化法限度試験、または比色法定量試験で実施します。

細胞毒性試験

細胞毒性試験は生物学的安全性試験の一つで、医療機器やプラスチック容器などの安全性を評価する上で最も重要・基礎的な項目です。
日本薬局方プラスチック製容器基準等、及びISO 10993-5に準拠し、V79細胞によるコロニーアッセィ法で評価します。
※GLP対応はしておりません。スクリーニングとしてご利用ください。

日本薬局方プラスチック製医薬品容器試験法

医薬品容器の化学的、生物的安全性試験として試験を受託します。
(透明性、外観、重金属、鉛、カドミウム、強熱残分、溶出物試験、水蒸気透過性、細胞毒性試験※)

点眼剤用プラスチック容器の規格及び試験法(薬発336号)

点眼剤容器の化学的、生物的安全性試験として、試験を受託します。
(透明性、外観、重金属、強熱残分、溶出物試験、水蒸気透過性、細胞毒性試験※)
※細胞毒性試験はGLP対応しておりません。

エチレンオキサイド滅菌残留物試験

製品のエチレンオキサイド滅菌残留物量は出荷までに基準以下にする必要があります。
そのためには残留物の減衰曲線を作成し、正しい荷置き期間を把握することが重要です。
測定はJIS T0993-7(ISO 10993-7)に準拠し、ガスクロマトグラフ法によりエチレンオキサイド(EO)、及びエチレンクロロヒドリン(ECH)を測定・定量します。

材質劣化試験

引張強度、曲げ強度、圧縮強度、アイゾット衝撃、ロックウェル硬度、色差測定等の測定が可能です。
測定はJIS対応で、測定方法・期間についてもご相談をお受けします。

製品規格試験

HPLC、GC等による有効成分定量、確認試験、比重、pHなど各種試験項目について実施します。